初診について

Q:診察を受けずにリハビリのみを受けることはできますか?
A:始めは必ず整形外科医の診察を受けて頂く必要があります。その後はリハビリのみの受診が可能になりますが定期的に診察を受ける必要があります。
なお、整形外科の初診受付時間は原則15時までです。15時までにご来院ください。

Q:どんな服装でリハビリをしますか?
A:動きやすい服装でおねがいします。ロッカーを設置していますので着替えることは可能です。リハビリ室は土足禁止ですのでスニーカーや運動靴を準備して下さい。



リハビリ室について

Q:音楽を聞きながらリハビリをしたいのですが?
A:基本的に大丈夫です。モニターにスポーツの映像を流したり小さな音で音楽も流しています。マシンによっては携帯音楽プレーヤーを接続できるものも用意しています。

Q:シャワー設備はありますか?
A:更衣室内にシャワー室があります。リハビリを受診される方はご自由にお使い頂けます。ただし、タオル等はご持参ください。



受付時間について

Q:学校や仕事で遅くにリハビリをしたいのですが?
A:リハビリの受付時間は平日18:30(水曜は16:00)、土曜は11:30になります。その時間までに来院下さい。16時以降は混み合いますので、なるべく早めのリハビリをオススメします。



各ケガについて

▼膝前十字靱帯損傷後の選手より

Q:手術後は痛いですか。
A:術後の痛みには個人差があります。しかし、リハビリテーションを開始する術後2日目では、まだ麻酔のブロック効果が残っているため、痛みはあまりないことが多いです。

Q:杖なしで歩くのはいつからですか。
A:術後1週間以内には両松葉杖を用いて体重をかけ始め、術後2週間で松葉杖なしで歩けるようになります。しかし、半月板損傷を合併し、縫合している場合は松葉杖を外す時期が遅れます。半月板を縫合した後に体重をかけ始める時期は一様ではなく、医師の指示に従います。

Q:サポーターを外すのはいつからですか。
A:原則は術後8週間です。医師あるいは理学療法士の指示が必要です。

Q:競技復帰はどのくらいからですか。
A:術後8〜9ヶ月です。これには、症状消失や十分な柔軟性および筋力、安全な動作獲得など、競技復帰の条件がそろわなければなりません。さらに、担当医と理学療法士から許可を受けて競技復帰します。


▼足関節内反捻挫の選手より

Q:競技復帰はいつですか。
A:捻挫の回数とけがの程度(重症度)によって異なります。軽症であれば1週間、重症で6~8週間前後にテーピングを装着して復帰します。


▼アキレス腱断裂の選手より

Q:競技復帰はいつですか。
A:大体4ヶ月です。当院では強固な縫合糸を用いて手術しているため、早期の競技復帰が可能です。


▼腰椎分離症の選手より

Q:コルセットすべきでしょうか
A:腰椎分離症は腰椎の疲労骨折で、骨折部が痛くなります。当院ではMRIを撮影し、骨折部が新鮮例である場合には硬性コルセットして骨癒合を待ちます。不便ではありますが、治療のためには必要な処置です。リハビリではその間に体幹筋群の強化、股関節を中心とした柔軟性獲得、全身持久力の維持、向上を図ります。


▼野球肩の選手より

Q:どのようにして治すのですか。
A:野球肩の多くは、「肘下がり」に代表されるような不良なフォームが原因で発症します。フォームが乱れる原因には、投球側上肢だけが問題になることはありません。顎を突き出す、猫背である、下肢の柔軟性(もも裏、もも内側)が低下しているなど、全身性に動作を評価して対応します。