めいわリハビリテーション病院

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リハビリテーション部

部門理念

私たちは、専門職としての知識と技術を活かし、一人ひとりの尊厳を大切にしながら、機能回復の促進、日常生活動作の向上と自立ができるように支援します。そして、住み慣れた地域でその人らしく生活できるように、質の高いリハビリテーションを提供します。

基本方針

① 安全性の確保

リスク管理を徹底し、安心して取り組めるリハビリテーションを提供します

② 積極的なリハビリテーション

根拠に基づき、積極的な介入を行い、利用者の能力を最大限に引き出します

③ 個別性の尊重

一人ひとりの目標や生活環境に合わせたリハビリテーションを提供します

④ 専門性の向上

学び続ける姿勢を持ち、質の高い医療サービスの提供に努めます

ごあいさつ

当院は2024年1月に、回復期~慢性期の医療を担うリハビリテーション病院として開院しました。
リハビリテーション部は「親切で信頼される病院を目指します」という病院理念のもとにリハビリテーションを必要とされるすべての患者さまに、全身状態に合わせた質の高い医療を提供することを目標としています。
回復期病棟・地域包括ケア病棟では、積極的なリハビリテーションにより病状の改善と安定、心身機能の向上、在宅への復帰を目的にリハビリテーションを行います。自宅で安心して生活ができるようにトイレ動作や入浴動作などのセルフケア動作と応用的な動作の練習も行っています。
療養病棟では、病状の進行・改善はなだらかになったものの何らかの医学的な処置が継続して必要となった方に対して、身体機能の維持を目的に療法士による定期的な評価や訓練を行っています。
1日でも早く在宅へ復帰するために、看護・介護の専門職と協力して支援を援助します。また、医療相談員やケアマネージャーと協議しながら退院後の生活が円滑に行えるように連携しています。定期的なミーティングも行うことで患者さまにかかわるすべての職種で情報を共有しながらリハビリ介入を行っています。

実績・クリニカルアウトカム

当院の回復期病棟における実績を数値でご紹介します。ご参照ください。

※全国平均は2023年度

回リハ病棟

リハビリテーション実績指数

56.23

(全国平均49.4)

平均在院日数

64.51日

(全国平均 68.6)

在宅復帰率

98.31%

(全国平均 78.2%)

重症患者入院率

45.37%

地ケア病棟

在宅復帰率

81.1%

対応疾患の一例

「亜急性期から回復期、慢性期の方を対象にリハビリ介入を行っています」

地ケア病棟 大腿骨頸部骨折、圧迫骨折、パーキンソン病、がんや肺炎後などの廃用症候群、ALS
回リハ病棟 脳血管疾患、大腿骨頸部骨折、圧迫骨折、下肢切断

診療体制

理学療法

理学療法士は、ケガや病気などで身体の機能が弱くなった方に対して、運動療法や物理療法、起き上がりや立ち上がりなどの基本的な動作練習を行い、機能改善を促します。

当院の理学療法

移動練習

退院後の生活を見据えて、歩行や様々な移動方法に関するリハビリテーションを提供しています。「吊り下げ式のリフト」を使い、安全を確保しながら歩行練習を行っています。シルバーカーなどの歩行補助具も併用してリハビリを行っています。

装具療法

装具を使い、立位姿勢の保持や歩く練習を行って身体機能の改善を促します。

電気刺激治療

麻痺した筋肉や筋力が低下した筋肉に低周波治療機器(IVES)を使い電気を流して、運動を誘発させ機能回復を促します。

自転車走行練習

必要に応じて練習を行っています。練習を行う場合は筋力、認知機能、バランス機能などを総合的に評価し、安全に配慮しながら練習を行っています。

外傷後などの骨折の患者様に対して、ROM訓練や超音波を併用しながら積極的な治療を行っています。

作業療法

作業療法とは、病気やけが、加齢などによって難しくなった「その人らしい生活」を取り戻すためのリハビリテーションです。「作業」とは、食事や着替え、入浴などの日常生活だけでなく、家事、仕事、趣味、地域活動など、その人にとって大切で意味のあるすべての活動を指します。

作業療法士は、一人ひとりの身体機能や認知機能、生活環境、ご本人やご家族の思いを大切にしながら、その人に合ったリハビリを行います。

回復期リハビリテーションでは、身体機能の回復だけでなく、「自宅で安心して生活すること」や「自分らしい暮らしを続けること」を目標に、日常生活動作の練習や上肢機能訓練、家事動作、趣味活動、福祉用具の提案などを通して、退院後の生活まで見据えた支援を行っています。

当院の作業療法

上肢機能訓練

物やお箸を持つ、ボタンを留めるなど、手や指先の細かな動きを練習します。当院では低周波治療機器を用いて反復促通治療や課題志向型訓練を行っています。

上肢機能訓練

巧緻動作訓練

電気治療(肩)

電気治療(上肢)

日常生活動作(ADL)訓練

食事・着替え・トイレ・入浴など、日常生活に必要な動作の練習を行います。一人ひとりの身体機能や生活環境に合わせて訓練を行い、安全で自分らしい生活が送れるように支援します。また、必要に応じて福祉用具の提案やご家族への介助方法の指導も行い、退院後の生活を見据えたサポートを提案します。

ADL訓練

ADL訓練

手段的日常生活動作(IADL)訓練

調理・洗濯・掃除・買い物・金銭管理など、自宅や地域で自立した生活を送るために必要な応用的な日常生活動作の練習を行います。身体機能だけでなく、注意力や記憶力、段取りを考える力なども考慮し、一人ひとりの生活環境や目標に合わせた支援を行います。退院後も安心して生活できるよう、実際の生活場面を想定した訓練を提供します。

調理訓練

調理訓練

自助具

自助具

高次脳機能訓練・認知ケア

記憶力や集中力の低下、衣服の着方が分からなくなるなどの症状に対して、脳を活性化する活動や工夫を伝授します。

言語聴覚療法

言語聴覚療法士は、飲み込みの問題(嚥下障害)やコミュニケーションの問題(失語症・構音障害)、知的機能にかかわる問題(高次脳機能障害)に対応しています。他職種と協力しながら、その人らしい生活の回復を目指し、各種検査や個別訓練を行っています。

当院の言語聴覚療法

言語聴覚室

各種検査の実施や、個室での訓練が必要な際に使用します。

訓練器具

バイタルスティム(喉の筋力アップ)や舌圧測定器があります。

嚥下造影検査、嚥下内視鏡検査

嚥下造影検査は毎週火曜日に、嚥下内視鏡検査は不定期に実施しています。

検査器具

言語機能や高次脳機能を中心とした検査器具があります。

家屋調査

自宅での生活が円滑にできるよう、実際に自宅へ訪問し家屋環境の調査を行っています。手すりをつけた方がいい場所の提案や介護サービスの調節についてケアマネージャーと相談し、退院後の生活へのサポートを行っています。

院内設備の紹介

リハビリ室

機能訓練室(ADL室)

機能訓練室(ADL室)

スタッフの教育体制

教育目標

より専門性の高い知識や技術を身につける、医療従事者として相応しい人間性や社会性をはぐくむことを目標にセラピストの育成を行っています。

理念・基本方針

  • 病院理念を理解し行動ができる
  • 当院の地域における役割を理解している

基本的行動

  • 自ら挨拶ができる
  • 患者様、ご家族様と誠実に向きあい、丁寧な対応ができる
  • 他職種との協調を大切にする
  • スタッフに対して報告、連絡、相談が行える

勤務管理

  • 就業規則を理解し、規則に沿った業務を遂行できる
  • 業務時間を遵守し、勤務に関する報告ができる
  • 清潔感のある身だしなみを保つことができる

リハビリ業務

  • 医療安全、個人情報保護、医療倫理について理解する
  • リハビリ実施に必要な情報を収集できる
  • 各疾患の病態を評価するために適切な評価スケールを用いることができる
  • 評価結果にもとづき患者に応じたリハビリ計画とゴールが設定できる
  • リハビリの進捗状況を評価し、リハビリ計画を修正して進めることができる
  • 臨床で得た知見について、文献を使ってまとめ、発表することができる
  • 家屋調査を行うことができる

新人教育

ローテーション制度:約3年間で急性期と回復期での臨床経験を積んでいきます。

1年目

  • プリセプター(先輩療法士)がマンツーマンで指導を行います。
  • プリセプターが臨床での疑問点などについて、相談に乗りながら新人教育を行っています
年間教育プログラム
時期 内容
4月
  • 全体研修
  • 診療報酬説明
  • カルテ記載
  • 臨床見学
5月
  • BLS
  • リスク管理
  • 診療(運動器)
  • 見守りや助言の元に臨床介入が行える
6〜8月
  • 医療安全、感染
  • 院内症例検討発表会
  • 診療(脳血管疾患)
  • 助言を受けながら臨床介入が行える
9〜12月
  • 診療(運動器、脳血管疾患、廃用症候群、その他)
  • 必要に応じて助言を受けながら臨床介入が行える
1〜3月
  • 県士会新人発表
  • 院外FIM研修会
  • 臨床研究チームへ参加

卒後生涯教育制度

クリニカルラダー制度を取り入れて、等級ごとの到達目標を定めています。
診療技術に加えて能力ごとの評価を行い、卒後教育の進行具合を確認していきます。

  • 臨床実践能力の向上
  • 指導(教育)能力の向上
  • 学術活動の推進
  • 組織マネジメント能力の育成
  • コミュニケーション能力の向上

その他、学会参加や講習会参加の補助を病院から受けて参加することが可能です(補助は年間で1回まで)。

院内活動(勉強会など)

1)全体勉強会

医療安全講習、感染講習、接遇とコミュニケーションスキル、FIM講習会などを実施

2)院内委員会活動

NSR、RST活動を定期的に実施

3)リハビリ部勉強会

毎週、勉強会を実施しています。

学習項目

  1. 標準的な疾患に関する知識と診療技術
  2. 運動器の解剖生理と病態
  3. 地ケア病棟でのリハビリの進め方
  4. 回復期病棟でのリハビリの進め方
  5. 移乗、BLS、装具歩行などの実技講習
  • Zoomを用いて、急性期と回復期での合同症例検討会も実施
  • 部内ミーティングも開催

勤務について

1)勤務形態

4週8休

2)1日のスケジュール

各職種が12時台に食事評価にも参加しています。

8:30 勤務開始
朝のミーティング
9:00 個別リハビリ
11:00 新患評価と治療
12:00 昼休憩(60分)
13:00 個別リハビリ
14:00 新患カンファ
その後は個別リハビリ
16:00 定期カンファ
その後はカルテ記載
17:15 勤務終了

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