看護部 新人オリエンテーション
2019年4月11日
院内の全体研修が終わり、4月4日~8日の3日間は看護部独自の研修を行いました。
看護職員だけではなく、当院は卒後臨床研修プログラム で研修医も入職しますので、看護部独自の研修にも他職種が参加します。
すぐに現場で看護ケアを実施するのはする側も指導する側も不安なので、講義と演習で臨床に出る前の準備を行います。
当院の専門・認定看護師や看護主任からの講義なので、臨床実践に沿ったイメージしやすい内容です。
演習は、バイタルサイン測定、吸引、経管栄養法、口腔ケア、点滴、採血、おむつ交換、体位変換をしました。
看護学生の時に学んだ内容ばかりですが、実際やってみると違うようです。
国家試験で勉強した内容も思い出しながら、血圧の正常値は・・・、清潔・不潔とは、褥瘡好発部位は・・・。
手技だけではなく、知識も思い出しながらの演習です。
看護者と患者と役割を分けて演習するので、患者さんの安楽・苦痛・羞恥心も体験してもらいました。
そして、何よりも緊張する採血では、新人職員同士で実施してもらいました。
緊張しながらも一つ一つ説明していって、血管に向かって穿刺・・・。
なんと、意外と皆さん一回で成功した人が多かったです(拍手!)
本番もその調子で頑張ってください♪
演習後は、「実際やってみるとイメージと違って順番が分からなくなる」「手技のコツがわかった」
「患者役をやってみて、看護師が不安そうな顔をすると患者さんも不安になると思った」という声が聞かれました。
頭でイメージしている時とは違って、手技に集中し過ぎて声掛けや観察を忘れてしまうようでしたが、
演習では講師となった先輩看護師(看護主任)がやさしく教えてくれるので大丈夫でした。
本番に向けて何回も練習して、患者さんの立場になってケアできる看護者になってくださいね。
看護部長室 E.S