医療法人明和病院
医療機能評価機構認定病院、臨床研修指定病院、兵庫県がん診療準拠点病院

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本館・北館3階・東館1階

腎・透析室

透析室は、54床のベッドを有し、現在約130名(入院・外来含)の患者さんに対し、1日2クールの透析治療を実施しています。(月・水・金曜:9:00・17:00~、火・木・土曜:9:00・15:00~)仕事をしている患者さんにも対応できるようにしており、維持透析の外来患者さん個々の生活スタイルに合った時間帯に通院されています。


他施設から、循環器や形成外科、血液内科治療を必要とする透析患者さんの受け入れ以外、手術後の緊急透析や、特殊透析など幅広く行うため、医師、臨床工学技士とのチームワークを大切にしています。
また、治療に際し重要とされる栄養管理は、管理栄養士や看護師が定期的に栄養指導を行い患者さんの日常生活を支援しています。


介護支援などが必要な患者さんへは早期に介入し、患者さんの望む場所で生活、透析ができるように支援も行っています。
既往に糖尿病がある患者さんが全体の55%と多く、足の疾患を予防するために定期的に透析室でフットケアを実施しています。フットケア指導士1名。フットケア研修修了者3名を中心にスタッフの知識、技術教育を行い、実践につなげています。
子育て世代も多い透析室ですが、ワークライフバランスを大切に、看護の質向上を目指しています。

中央手術室・中央材料室

中央手術室はBCR(バイオクリーンルーム)を含め7室あります。
外科(乳腺・内分泌外科含む)、呼吸器外科、整形外科、形成外科、泌尿器科、産婦人科、眼科、耳鼻科、歯科・口腔外科の手術をおこなっており、外科手術の多くは腹腔鏡で手術を行っています。また整形外科もスポーツ整形外科の医師が在籍しているため、関節鏡下での靭帯形成術・半月板縫合術もたくさん行っています。
現在、看護師24名・常勤麻酔科5名・ナースアシスタント1名・看護クラーク1名が在籍しており、365日オンコール体制で緊急手術に対応しています。
器械洗浄や部屋の掃除は外部委託をおこなっており、手術終了後は手術の振り返りや術前・術後訪問をおこなっています。


私たちは手術を受ける患者の安全・安楽を第一に考え、日々取り組んでいます。
術前訪問・術後訪問を実施し、患者に合わせたよりよい手術看護を提供できるよう努力しています。また手術室もPNSを導入しパートナーと手術につき、お互いが成長していけるように努力しています。


手術室の教育体制は、教育委員と主任、手術室経験豊富な看護師が中心となり、新人教育、異動者、中途入職者に対して一人一人の成長に応じて進めています。

ICU

ICUは6床で、肝胆膵や肺の手術後の患者さんや、急性心筋梗塞や重症心不全などの循環器疾患をはじめ重症患者さんを受け入れています。
医師や栄養科などの多職種と連携を図り、チーム一丸となり患者さんに寄り添う治療を目指しています。
また、ADLが低下することなく退院できるように、早期からリハビリテーションにも積極的に取り組んでいます。


スタッフ数は一般病棟と比較すると少ないですが、少ないからこそ一人一人が力を発揮し、互いに助け合い、指導し合いながら日々成長しています。
「ICUに入院するなんて怖い。大変」というイメージを抱きやすいですが、少しでも患者さんの笑顔が見れるよう、明るい笑顔を心掛けています。

外来

外来は、診療科は32科あり、一般診療の他に、ストーマ外来、糖尿病患者を対象にしたフットケア外来、院内患者限定でリンパ浮腫ケアなどを行っています。ストーマ外来では、皮膚排泄ケア認定看護師が院外、訪問看護とも連携を図ってケアを行っています。入院前支援、サポートセンターやがん相談支援センターもあり、外来患者の支援にも、力を入れています。検査部門は内視鏡検査・治療、放射線科IVR・心臓血管カテーテル検査治療を行っており、内視鏡技師やINE(インターベンションエキスパートナース)が複数名所属しています。内視鏡件数は、年間5000件を超え、ERCPは年間250件以上、EUS検査・治療など高度な治療も行っています。

明和ER

ER(救急外来)では、診療科問わず24時間救急対応を行っています。成人・小児の二次救急にも輪番で対応し、年間8,000件近くの患者が来院されます。幅広い診療科の患者さんが来院されるため、迅速にかつ適切に受診できるようにスタッフ一同、自己研鑽に努めています。「断らない救急、地域に信頼される救急」を理念として、不安や苦痛を持つ患者さんやご家族に寄り添える看護を提供しています。

化学療法センター

化学療法センターは15床で月400件以上の化学療法を行っています。他種多様なレジメンに対応するために学習会を行い、安全・確実・安楽な治療が行えるよう患者、家族を含めて医師・看護師・薬剤部・栄養課・地域連携など他部門と連携し、ケアの方針を相談しながら治療を行っています。


化学療法看護認定看護師を中心に患者のQOLを維持するための副作用のセルフマネジメントが行えるようにサポートしています。また在宅からの電話相談にも対応し、患者、家族の悩み、不安などの精神的ケアも行っています。

部署紹介