透析室恒例 大規模避難訓練
2023年3月11日
透析室では毎年、医師、看護師、臨床工学技士、看護助手、クラークと
全スタッフ参加で大規模避難訓練を行っています。
今年は、火災訓練を実施しました。
出火場所はリネン庫です。
リネン庫からの出火を発見した看護助手が「火事だー!」と叫びます。
火災の報告を受けたリーダー看護師が現場を確認、責任者と管理者に報告
初期消火を行い、アクションカードを使用し管理者役、リーダー役、スタッフ役、患者役に役割分担して、避難訓練開始
透析室は、ワンフロアーで57床、患者は透析中のためすぐに逃げる事が出来ず、パニック状態に陥っています。
スタッフは、患者に声をかけながら、緊急離脱を行い、非常階段から外来フロアーに避難
ひとりで動けない患者はベッドを出入り口付近まで搬送し、寝ているシーツを使用してスタッフ4人で搬送します。
本番さながらの緊迫感!!!
事前準備は担当者が勉強会を主催し、訓練に取り組みました。
訓練後は、良かったこと、悪かったことなどを振り返りました。
最後に、みんなで記念撮影
今年もT先生からのお弁当のプレゼントが、パワーの源になりました。
災害は、起きて欲しくないけれど、万全を期して訓練がんばるぞー。
透析室S.T
今日は、東日本大震災の日です。
西宮ではそれより前の阪神大震災を経験しています。私はどとらともこの病院で経験しました。
揺れの大きさとその後の光景は忘れません。
命を預かる医療者は、その備えができるよう訓練は欠かせません。
透析では毎年全員で取り組まれています。師長と透析部長の顔の真剣さが、その意識の高さを物語っています。
命を守り絆をつなぐこと・・
震災の日に今一度ふりかえりましょう・・
看護部S.C