医療法人明和病院

医療機能評価機構認定病院、臨床研修指定病院、兵庫県がん診療準拠点病院

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理事長挨拶

理事長挨拶

ゆりかごから看取りまで対応できる<br>親切で信頼される病院を目指して 理事長 山中若樹

川西航空機株式会社(現新明和工業株式会社)という戦時中軍用機を製作していた会社がありました。福利厚生として、社員用に4つの病院を有し、その一つが西宮市鳴尾にあった鳴尾病院でありました。戦後、その病院が様々な経緯を経て、現在の明和病院へと変化を遂げました。ご迷惑をおかけした地域の住民の皆様方に何らかのお返しをしたいと当時の川西社長の熱い思いで、昭和20年に医療法人として再出発した伝統ある地域密着型の総合病院です。
当院は大阪と神戸の間に位置する人気の文教地区西宮市にあり、いずれの大都市中心部からも電車で約15分と便利で、皆様方に馴染みの深い甲子園球場からの声援が聞こえてくるほどの住宅街のなかにあります。
地域住民に密着すべく、「ゆりかごから看取りまで」の医療をシームレスに提供している臨床研修指定、病院機能評価指定病院であります。また高齢者のニーズに応えるべく、明和ERを24時間365日オープンし、緊急的な疾病に対応しています。
疾病は何といっても、予防が重要であり、また早期発見・早期治療すれば健康被害は最小限に留めることができ、健康寿命の延伸につながります。そのような意味で、総合健診センターも併設しています。
日本は世界的にみて最長寿国となりましたが、その結果、がんに罹る人口が増え、がんは3大死因のひとつになっています。このような中、がん医療に特化した明和キャンサークリニックでは高精度の放射線治療、PET-CT検査、温熱療法が行えます。本院には外来化学療法センターを設置し、がんに関して手術を含め、さまざまな選択肢が可能となるように整備しています。特に消化器がんの患者さんは生涯を通じて当院であらゆる治療とケアが可能であるということが大きな特徴といえます。
また、院内に広いリハビリテーション室を有し、スポーツリハビリも本格的に行えます。
当院の理念は「親切と信頼をめざした医療」であり、理念浸透型・健康経営を主軸として運営しています。社会貢献を果たすべく、民間・中規模の特色を生かし「小回りの利く、親切で信頼できる総合病院」を地域の皆様にご利用していただければ幸いです。

理事長プロフィール

生まれは兵庫県です。信州大学医学部卒業後は地元に戻り、兵庫医科大学で消化器外科医の道を歩みました。

専門は肝胆膵外科です。「とどまることは後退に他ならず」という信念で、大学病院時代は診療面におきましても、腹腔鏡手術をいち早く導入したり、生体肝移植の立ち上げに汗を流したりなどしながら、外科技術の開発に努めておりました。

大学病院から企業グループの明和病院に転勤後も「継続は力なり」と肝胆膵外科を積極的に推進してまいりました。

生涯研修に励むことは医師の社会的使命であることを念頭に置き、学会発表や院内研修などを強力に進め、多くの学会認定施設として成長してまいりました。また、臨床研修指定病院としての責務である研修医の教育にも力を注いでおります。

私の専門分野でもある肝がん(肝切除やラジオ波治療など)・胆道がん・膵がんの診療の件数も地域の先生方のご支援により県下で有数の施設に育ちました。

略歴

昭和50年3月信州大学 医学部 卒業
昭和50年5月兵庫医科大学 第一外科 入職
昭和54年4月兵庫医科大学 第一外科 助手
昭和58年6月アメリカ合衆国留学
・カリフォルニア大学サンディエゴ校
・ミネソタ大学
平成6年11月兵庫医科大学 第一外科 助教授
平成13年3月明和病院 外科部長
平成13年5月明和病院 副院長
平成14年3月兵庫医科大学 学外臨床教育教授
平成17年5月明和病院 理事長・院長
平成28年4月関西医科大学 臨床教授
令和3年6月明和病院 院長退任

社会活動・資格

  • 日本消化器外科学会 指導医・専門医
  • 日本肝胆膵外科学会 評議員 高度技術認定指導医
  • 日本肝臓学会 指導医・専門医
  • 日本消化器病学会 指導医
  • 日本外科学会 指導医・専門医
  • 日本臨床外科学会 評議員
  • 日本肝臓研究会
  • 日本消化器病学会近畿支部
  • 近畿外科学会 評議員
  • Microwave surgery研究会 理事
  • 米国外科学会(FACS)
  • 関西学院大学 非常勤講師
  • 関西医科大学 臨床教授
  • 神戸国際医療交流財団 理事
  • Best Doctors(2016-2021)

私の運営方針

  • 1 和をもって貴しとなす
  • 2 現場重視ー人事評価
  • 3 全員参加型経営ー周知
  • 4 徹底した縦割り意識排除:垣根なしの相互協力
  • 5 問題点の可視化 臭くならないように蓋は早く開ける
  • 6 現状維持は後退に他ならない
  • 7 教育重視

健康経営について

明和病院は健康経営優良法人2022(大規模法人部門)に認定されました

昨今、職員の健康管理を経営的な視点で考え実践する「健康経営」が注目されています。「患者様を診る病院関係者がまず健康であるべき」との方針の下、「理念浸透型・健康経営」をモットーに当院も働き方改革、職員の院内スポーツジム利用促進、健診・ドックの推進や健康教育など健康管理に力を入れています。因みに、その1つとして「乳がん検査」を強く奨励して行ったところ、乳がんの早期発見に至った方が少なからずおられました。今後も職員の健康を最重要課題の1つと考え、現在、経済産業省の「健康経営優良法人」認定の継続に向けて取り組んでいます。

健康経営基本方針

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