医師としての勘
2017年9月6日
先日、研修医が“ウルトラC”を放ちました。
※ 平成生まれの人は「ウルトラC」の意味を
Siriにでも聞いてください。
患者さんの個人情報や診療情報を含むため、
詳細は控えますが、
とある患者さんがERに来られました。
その時診察した研修医は、
“・・・・・・何かがおかしい。。。”
医師としての勘が、そう訴えたそうです。
その研修医は上級医や同僚の研修医とも相談し、
結果、見事な連係プレーで重大な疾患が発見され、
大学病院で大掛かりな緊急手術を受けて一命を取り留めたそうです。
ところで、、、
『勘』とは一体何でしょう?
とある物理学者は言いました。
『勘とは経験の蓄積であり、決して天から降ってくるものではない』と。
この研修医は、日頃から“わかんない、、わかんない”と、
よくボヤいています。
その“わかんない”ことをひとつずつクリアにし、
常日頃からの経験を蓄積することによって、
今回の『勘』が発動したものだと思います。
今回の件は、決して偶然ではなく、
日々の努力の賜物であると、
とても誇りに思います。
その研修医に言いました。
「もし、今後も先生が“おかしい”と思ったら、
その“勘”は全力で信じるべきだと思うよ。
その『勘』は、高い確率で当たると思うから。」
素晴らしい仕事をしたね!!
臨床研修事務担当 N
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