救急車同乗研修
2018年10月15日
つい先日までの暑さはどこへやら・・・
10日前に恐らく今年最後の真夏日を記録し、
私は日焼けまでしてしまいましたが
ここ数日ですっかり涼しくなり
今朝はとても爽やかな朝を迎えました
そんな中、明和病院の1年目の研修医が
西宮市消防局の鳴尾消防署に救急車同乗研修でお世話になりました
研修の内容は、1日1人、5日間交代で
消防署から出動する救急車に同乗して、
患者さんが病院に搬送されてくるまでの過程を
体験してくること。
そこで見えてくる救急車要請の実態や、
救急隊員さんたちの日々の苦労、
そして普段はゆっくりお話しすることが少ない
救急隊員さんたちとコミュニケーションを取ること
そこから色んなことを学んで欲しいという思いで
昨年から始まりました。
私も初日の今日は挨拶を兼ねて消防署に行ってきました。
初日はF先生。
寮からスクラブの上に上着を着て自転車で消防署に登場。
最初の業務は、夜勤から引き継いだ救急車両や
装備の点検を行います
※ 昨年はこの段階で救急要請がかかって、
T先生が嵐のように出動して行った記憶があります
同乗するときに使用するヘルメットやガウンをお借りして
救急隊の隊員さん自ら車両の点検と
車両の中では、必要な物品の点検や
医療機器のチェックを行います
これらが済むと近所を10分くらいかけて
試験走行します
これらを行って初めて出動準備が整います
医師と救急隊、
同じ命を預かる職業であり、
患者さんの命を救う同じ一連の流れの上に乗りながら
意外とお互いを知らないものです
お互いを知ることができれば
お互いの考えや思いや苦労も理解もできるはずです
そんな関係が築けたら素晴らしいですね
1人たった1日の短い研修ですが、
この短い研修を通じて『何か』を
学んでくれることを期待しています。
臨床研修事務担当 N
※臨床研修医の採用情報
http://www.meiwa-hospital.com/recruit/resident/
※明和病院では医学生さんの病院見学を随時受け付けています。
ご希望の学生さんは、所属大学、学年、氏名、希望の見学候補日、
特に見学したい内容、などを明記の上、
t.nakayasu@meiwa-hospital.com (総務勤労課 中安)
までご連絡ください。