心強い味方
2023年4月18日
ある日の研修医室
2年目研修医のF先生と私の会話
F先生『Nさん、どなたか1年目の研修医に
バルーン(尿道カテーテル)の留置とか
動脈のルート確保の方法を
レクチャーしくれる方いませんか?』
私 『バルーンの留置ならウロ(泌尿器科)の先生だけど
動脈のルート確保ね・・・・・
そうだ!! “超”適任者がいた!!
NPのMさんに聞いてみよう!!』
ところで『NPさん』ってご存知?
『NP』さんとは
「ナースプラクティショナー」、通称「診療看護師」と呼ばれ
看護師の国家資格を持ち、特定の大学院修士課程を修了した上で
NP資格試験に合格した人を指します
彼らは、従来医師だけに認められている
医療行為の一部を行うことが認められていて
明和病院でも、手術の助手や特定の医療行為の手技、
抗菌薬使用のアドバイスなど
医師や看護師、薬剤師と連携して
様々な場所で活躍しています
そこで、これは是非NPさんの力を借りなければ!!
ということで、
私はその足でNPのMさんのもとに行き
私 『ちょっと相談なんですが、、、
今年入ったばかりの1年目の研修医に
バルーンの留置とか、動脈ルートの確保とか
教えていただけたりしません?』
すると、
Mさん『ぜひぜひ~~~♪
私なんかでよろしければ♪♪
静脈ルートの確保から
エコー(超音波診断装置)を使って
Aラインの確保をやりましょう!』
と、Mさんから期待以上のお返事が!
こうして急遽、NPさんによる実技演習が実現しました
最初に基本を習って
NPのMさん:ルート確保で重要なのは『駆血!!』
研 『左手でエコーを自在に操るためには?』
NPのMさん『左手で箸を持てとは言わないけど
左手でスプーンを持ってカレーを
スムーズに食べられるようになれば
大丈夫!!』
この他にも、
2年目の研修医たちが
時間さえあれば1年目の研修医に
様々なレクチャーや講義をしてくれています
・・・改めて研修医室で2年目のF先生
F先生『今年は特に1年目の教育
手厚いと思うわ~~~~』
ちょっと1年目に嫉妬しているF先生でした
やる気のある研修医に対して
最大限の協力を惜しまないつもりです
臨床研修センター N
※臨床研修医の採用情報
https://www.meiwa-hospital.com/recruit/resident/
※明和病院では医学生さんの病院見学を随時受け付けています。
ご希望の学生さんは、
採用情報ページのお問い合わせフォーム
https://www.meiwa-hospital.com/contact-recruit-resident/
に、所属大学、学年、氏名、希望の見学候補日、
特に見学したい内容などを明記の上
お申し込みくださいい。