臨床研修修了おめでとう!
2018年3月26日
先日、2年間の臨床研修期間を
無事完走した 2年目の研修医4名に対して
臨床研修修了証の授与式が行われました。
副院長で研修管理委員会の委員長であるY先生も見守る中、
1人ずつ院長先生から臨床研修修了証を受け取りました。
思い起こせば2年前、、、、
私が卒後臨床研修の担当になったのも、
ちょうど同じ時でした。
あの時は何もかもが分からなくてしんどかったなぁ。。。
研修医担当としての初仕事で寮の見学に同伴することになり、
国家試験に合格したばかりのF先生に、
“F先生、初めまして、臨床研修の担当になったNです”
と挨拶をすると、
『先生』と呼ばれ慣れていないF先生は、むず痒そうな顔をしてたっけ(笑)
つい昨日のようです・・・
それから2年間
彼等4人と一緒に走り続けてきました。
昨年から研修を始めた1年目の研修医は
2年目の研修医に、それはもう大変世話になりました。
ある日の1年目のT先生との会話・・・
N :『2年目の送別会、内々でやる?』
T先生:『やりましょう!やりましょう!』
N :『どこがいい?』
T先生:『そりゃぁ、やっぱり『P』でしょう!!!』
おぉっっ!!!!
この辺りで『P』と言えば、
超高級なお肉を取り扱うステーキハウスです。
T先生が『P』と言うには理由があります。
研修医達がまだ医学生だった頃、
明和病院の研修医採用試験が近づくと、
院内で病院説明会を開催します。
その説明会の後の懇親会が、例年『P』で行われ、
当時の1年目(今の2年目)の研修医と交流を深めた
思い出の場所だからです。
全ては『P』から始まり、
そして今回、最後を『P』で飾る。
そう思ったのでしょう。
しかし問題がひとつあります。
・・・・・ご予算です(汗)
N :『いいけど、1年目と僕の5人で2年目を含めた9人分
払うんだよ、みんな予算大丈夫?』
するとT先生は言いました。
T先生:『当たり前ですよ、それくらい1年目全員、無理してでも出しますよ!
それ以上にお世話になったんですから!!』
かっこい~~! 男気だなぁ!
事前に予約を入れて、
送別会当日の『P』に、研修医全員と、私を含めた9人が集まりました。
予想はしていましたが、、、
・・・いや、予想を遥かに越えてきました!!
先ずは“せいろ蒸し”
薄切りにされた最上級のお肉がお野菜の上に横たわっています
お野菜が完全に隠れてます(汗)
(しかも!このせいろが3枚出てきました!!)
これを蒸し上げ、特製のポン酢で頂くと、
それはもう!!至極の美味しさです!!!
更にシェフがステーキ用のお肉を持って
現れました。
そして我々に言った一言は、
シェフ:『最高級のシャトーブリアンです』
シャトー・・・・シャトーブリアン(驚愕!)!!!
(なんだか知らない人は、グーグルかsiriに聞いてね)
まぁ、写真見せちゃろう!!
こんな綺麗なお肉には、滅多にお目にかかれません
余分な脂身は綺麗に削ぎ落とされ、芸術品のようです!
なんせ9人分ですから、ボリュームだってすごいから
見応え十分!食べ応え十分!!
美味しい食事とワインも飲みながら
最後のデザートに差し掛かったとき・・・・
2年目のS先生がスッと横にやってきて、
小さな紙袋を私に差し出しました。
S先生:『Nさん、これ!お世話になったんで・・・』
なになになになに!!!
小さな紙袋の中には、更に小さな箱包みが入っています。
リボンのかかった小さな箱をそっと開くと、
そこには一組の“カフスボタン”が(驚!)
私は普段からダブルカフスのシャツを愛用しており、
毎日カフスボタンをつけています。
びっくりしたのと、
あまりの嬉しさに熱いものがこみ上げてきました
そして何より、彼等との心の繋がりを強く感じました。
2年目が言いました
『この2年間、いろいろあったけど、ホンマ楽しかったです!』
この一言で、全ての苦労が報われます
これからみんな、専門領域に入っていよいよ大海に漕ぎ出しますが、
自分達が初めて漕ぎ出した明和病院という港を
どうかいつまでも忘れないでください。
カフス、一生の宝物にします♪
楽しい2年間をありがとう!
臨床研修事務担当 N
※臨床研修医の採用情報
http://www.meiwa-hospital.com/recruit/resident/
※明和病院では医学生さんの病院見学を随時受け付けています。
ご希望の学生さんは、所属大学、学年、氏名、希望の見学候補日、
特に見学したい内容、などを明記の上、
t.nakayasu@meiwa-hospital.com (総務勤労課 中安)
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