1年目研修医の院外ロード
2016年11月14日
1年目の研修医は、夏頃から院外施設に2ヶ月間ずつロードに出る。
まるで夏の高校野球のときの阪神タイガースのように。
内容は救急2ヶ月。
兵庫医科大学病院の救命救急センターで3次救急1ヶ月 と
西宮協立脳神経外科病院で脳神経外科や脳神経内科の救急1ヶ月。
もちろん一人ずつ出かけるが、仲良くなった同期と離れ
アウェイの状態に1人で放り込まれる。
8月中旬のこと。先鋒を務めて院外ロードに出た1年目のS先生、
明和病院から近いのに、2週間近く研修医室に顔を見せない。連絡もない。
“あいつ寂しくて泣いてないやろか!?”
他の1年目も心配しているので、メールしてみる。
N「大丈夫か?体壊してないか?」
翌日返事が返ってくる。
S「Nさん!体調はいいけど怒られてばかりです!
なにせ明和と勝手が違うので!!」
事情を聞くと、
電カルの使い方が違う。
物品の場所がどこにあるか分からない。
勝手が違う、手順が違う。。。
指導医の先生に怒られる。。。。
と、こんなことらしい。
至急院外ロードに出ているS先生を含め1年目4人を全員招集!
今津駅近くの焼肉屋さんで今後院外に出る3人の研修医との
情報交換を兼ねてS先生の激励会を開催!
研修が始まって、たったの数ヶ月、
既に彼らは“同期”以上に、
苦楽を供にし、助け合う立派な“チーム”に成長していた。
以来、1年目の研修医がロードに出て2週間を目処に
食事会をするのが恒例になりつつある。
これは、10月(2回目)の激励会の様子
↓↓↓↓
さて、その後のS先生、
1ヶ月の研修が終わる頃には指導医の先生たちともすっかり打ち解け、
終了時には、焼肉屋さんで『解散式』を開いてもらい、
“救急医にならないか”とお誘いも受けたそうだ。
10月には無事2ヶ月のロードを終え、ひとまわり成長して帰ってきた。
お疲れ様!S先生!!
臨床研修 事務担当 N
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