救急症例ポイントレクチャー
2023年4月27日
今年度も1年目の研修医を対象とした
『救急症例ポイントレクチャー』が
始まりました
このレクチャーは
各科指導医クラスの先生方が
主にERで経験することが多い症例について
・最低限知っておかなければならないこと
・最低限やらなければならないこと
を中心に教えてくださいます
そのテーマは何と約40症例!!
4月の中旬から6月中旬までの2ヶ月間、
集中的に開催します
中には、整形外科の先生による
シーネの巻き方のレクチャーもあり
内容は まさに盛りだくさん!
(急いで巻かないとシーネが固まっちゃうよ~~)
既に各科のローテートも始まり
研修医それぞれの研修内容も異なるので
レクチャーに遅れないよう
お互いに連絡を取り合いながら出席しています
臨床研修センター N
※臨床研修医の採用情報
https://www.meiwa-hospital.com/recruit/resident/
※明和病院では医学生さんの病院見学を随時受け付けています。
ご希望の学生さんは、
採用情報ページのお問い合わせフォーム
https://www.meiwa-hospital.com/contact-recruit-resident/
に、所属大学、学年、氏名、希望の見学候補日、
特に見学したい内容などを明記の上
お申し込みくださいい。
恒例の行事
2023年4月24日
毎年行っている恒例行事
1年目の研修医にとって
意味深い日だと思っている
・・・のは私だけか!?
明日は明和病院のお給料日!
ということは、その前日の今日は
1年目の研修医にとって人生初めてとなる
お給料明細を受け取る日なんです
医師になって初めてのお給料明細だけは
臨床研修センター長のY院長が
1年目の研修医1人1人に手渡してくださいます
てなわけで、
夕方、会議室に1年目研修医を集めた上で
Y院長に声を掛けます
Y院長 『オッケー、すぐ行く~!』
とすぐに現れたY院長、
ちゃっちゃと1年目研修医に明細を
手渡してゆきます
私 『あーーー!ちょっと待ってーーー
写真撮れてない~~~(・・;)』
慌てて写真を撮りますが
何を思ったのか私の目の前で背中を向けて
明細を受け取っている研修医も・・・
(写真撮れんし!!(怒))
改めて写真を撮ると
何故か不自然なカメラ目線。。。。
誰だ~!?
契約更改の写真みたいだなんて言ってる人は!
そして全員が明細を受け取る前に
ビリビリと明細の封筒を開けだす始末・・・
みんな形式張った行事より
やっぱり中身が気になるのね
研 『まだ働き始めたばかりなのに
こんなに頂いていいんだろかーー』
そんなこと言ってるのも今だけさ(-_-;)
それより何より、
初任給の使い道!!!
先ずは医師になるまでの長い間
一生懸命育て、支えてくれたご両親に
何らかの気持ちを示してあげなさい
そう言って今年の恒例行事は
全員の集合写真を撮ることもなく
慌ただしく終わりましたとさ。
臨床研修センター N
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心強い味方
2023年4月18日
ある日の研修医室
2年目研修医のF先生と私の会話
F先生『Nさん、どなたか1年目の研修医に
バルーン(尿道カテーテル)の留置とか
動脈のルート確保の方法を
レクチャーしくれる方いませんか?』
私 『バルーンの留置ならウロ(泌尿器科)の先生だけど
動脈のルート確保ね・・・・・
そうだ!! “超”適任者がいた!!
NPのMさんに聞いてみよう!!』
ところで『NPさん』ってご存知?
『NP』さんとは
「ナースプラクティショナー」、通称「診療看護師」と呼ばれ
看護師の国家資格を持ち、特定の大学院修士課程を修了した上で
NP資格試験に合格した人を指します
彼らは、従来医師だけに認められている
医療行為の一部を行うことが認められていて
明和病院でも、手術の助手や特定の医療行為の手技、
抗菌薬使用のアドバイスなど
医師や看護師、薬剤師と連携して
様々な場所で活躍しています
そこで、これは是非NPさんの力を借りなければ!!
ということで、
私はその足でNPのMさんのもとに行き
私 『ちょっと相談なんですが、、、
今年入ったばかりの1年目の研修医に
バルーンの留置とか、動脈ルートの確保とか
教えていただけたりしません?』
すると、
Mさん『ぜひぜひ~~~♪
私なんかでよろしければ♪♪
静脈ルートの確保から
エコー(超音波診断装置)を使って
Aラインの確保をやりましょう!』
と、Mさんから期待以上のお返事が!
こうして急遽、NPさんによる実技演習が実現しました
最初に基本を習って
NPのMさん:ルート確保で重要なのは『駆血!!』
研 『左手でエコーを自在に操るためには?』
NPのMさん『左手で箸を持てとは言わないけど
左手でスプーンを持ってカレーを
スムーズに食べられるようになれば
大丈夫!!』
この他にも、
2年目の研修医たちが
時間さえあれば1年目の研修医に
様々なレクチャーや講義をしてくれています
・・・改めて研修医室で2年目のF先生
F先生『今年は特に1年目の教育
手厚いと思うわ~~~~』
ちょっと1年目に嫉妬しているF先生でした
やる気のある研修医に対して
最大限の協力を惜しまないつもりです
臨床研修センター N
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縫合トレーニング
2023年4月12日
前回のブログでは
新しい研修医たちが様々な職種の新人さんに交じって
オリエンテーションを受けている内容でしたが
今回は研修医だけの
『縫合トレーニング』です
明和病院の研修医たちは
初期研修の2年間を通じて
ER(救急外来)に携わりますが
ERには病気の患者さん以外に
怪我をした患者さんも多く来られます
そうなると自ずと必要になるスキルが
『傷を縫う』という手技
毎年1年目の研修医たちは
“いの一番”(言い回しが古い。。。)に
このトレーニングを行います
トレーニングは土曜日のお昼から行います
腹が減っては戦はできない
てなわけで、
先ずはみんな揃って腹ごしらえ(笑)
さぁ、お腹も膨れたところで
先ずは形成外科医長のY先生の講義を受けます
途中、先生から問題を出されながら進みます
講義が終わると今度は場所を移して
実技に入ります
実技は2つのブースに分かれ、
形成外科の先生方の他に、
2年目の研修医も加わって指導してくれました
縫合を習う前に、
先ずは糸結びの方法を習い
後で復習できるように
先生の手元を動画で撮影する研修医も
(実はこれ、かなり効果的!!)
続いて、実際に針と糸、
そして皮膚モデルを使ってトレーニングをします
頭で覚えるだけではなく
実際に手を動かして、先生方にコツを伺うことで
より実践的な技術を習います
もちろん数時間習っただけで
これらの技術が習得できるわけでは決してありません
これからは
2年目の研修医から引き継いだ縫合キットを使って
日々鍛錬をして修得してゆきます
『手技は1日にして成らず』
日々、練習あるのみ!!!
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新入職オリエンテーション
2023年4月8日
明和病院の新入職者達は
入社式が終わった直後から
オリエンテーションが始まります
内容は病院の理念や基本方針に始まり
感染防止対策や医療安全に関する講義と続き、
中には実技も含まれています
一次救命処置(BSL)
感染防止用の個人用防護具(PPE)の着脱
空気感染予防に使用されるN95マスクの付け方
N95マスクが正しく装着されているか
(隙間から空気が漏れていないか)を測れる
機械でチェックをしたり
(隙間から空気が漏れていると
感染のリスクが高くなってしまう)
手に特殊なクリームを塗ってから
手順に沿ってしっかり手洗いをして
“これで大丈夫!!”と思ったところで
手にブラックライトを当ててみると・・・・
ほらっ!!
まだ洗い残しがあるところが
しっかり光って分かります
研修医たちは、これら必要な知識や技術を
一部は他の職種の人たちに混じりながら
身に付けてゆきます
臨床研修センター N
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同期のサクラ
2023年4月5日
4月3日(月)
明和病院で新しい職員を迎えて
入社式が開催されました
その中には、この春医師国家試験に見事合格した
研修医達も緊張した面持ちで座っていました
病院見学や病院説明会で初めて出会ったときには
医学生だった彼らは
全国に約1,000病院もある臨床研修病院の中から
『明和病院で研修をしたい!』と言って集まってくれました
これからの2年間、
楽しいことも苦しいことも共に分かち合う『同期のサクラ』
明和病院の研修医は、少人数だからこそ
お互いに支え合い、助け合う
強い絆で結ばれた頼れるチームであってほしいと願っています
今年の春は暖かく、
西宮市内の桜の開花も早かったせいで
次々に葉桜となって行く中、
病院の隣にある公園の桜は
まるで彼らが訪れるのを待っていたかのように
花を保ち続けてくれました
この希望に満ちた笑顔の彼らを
これからもしっかり見守っていきたいと思います
そしてまもなく
彼らは医師として患者さんの元に赴きます
臨床研修センター N
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