臨床病理検討会(CPC)
2024年1月30日
医師法に定められた医師臨床研修制度では、
臨床病理検討会(Clinico- Pathological Conference)、
通称『CPC』が必須とされています。
この検討会では、病理解剖(剖検)をさせていただいた症例に対して
臨床に携わった先生や、病理診断に携わった先生も加わり
発表、討論することで、研修医たちは一つでも多くのことを学びます
今回は2年目の研修医2名と
1年目の研修医1名の計3名の先生が
発表してくださいました
症例1:軽症Covid19にて入院中に急変した1例【2年目 T先生】
症例2:慢性心不全、心肥大の1例 【2年目 I先生】
症例3:原発不明癌の1例 【1年目 M先生】
今回も研修医に加えて多くの診療科の先生方、
そして病理診断に携わっていただいた病理診断科の
先生方の力をお借りして
無事、立派な症例発表と討論が行われました
ご協力いただいた皆様に
心から感謝いたします
臨床研修センター N
研修医のスクラブをリニューアルしよう
2024年1月19日
今でこそERで働く研修医の服装は
「スクラブ」が定着していますが
明和病院にERが開設された10年くらい前は
病院からスクラブの支給が無かったため
医療現場で忙しく立ち回る研修医は
自前でスクラブを購入して着ていたそうです
そんな中、当時研修医だったS先生が
医療・医術の象徴として世界的に広く用いられている
『アスクレピオスの杖』をモチーフにデザインしたスクラブを作成して
研修医の間で広まりました
「いっそのこと、このスクラブを
研修医の公式ユニフォームにしよう!」
と思った私は病院と交渉して
正式に“明和病院研修医の公式ユニフォーム”になり
その後、新しい研修医が着任する度に
スクラブが支給されることになりました
さて、それから7年が経過し
定着したこのユニフォームも
そろそろリニューアルしてみようかな?
そんな話は近年ちらほらと出ていたのですが
肝心のデザインをどうするか
なんせ、私には絵心というものが・・・全く無い(-_-;)
そんなある日、
2年目の研修医のH先生に絵心がある!
という噂を聞きつけ、
『このチャンスを逃すまい!!』 と
早速新しいスクラブのデザインを打診してみたところ
何と、快く引き受けてくれました!!!
先ずはざっくりイメージとモチーフを相談します
『せっかく明和病院が甲子園の近くにあるので
「甲子園球場」をイメージできるデザインにしたい』
『文字はスタイリッシュに』
『現在のシルクスクリーンのプリントを
刺繍で表現したい』
こうして出来上がったH先生作成の
渾身のデザイン画が・・・・・
こちら!!!
甲子園球場をモチーフに
スタイリッシュな文字と、
周囲には甲子園球場のツタがあしらわれています
(何人かに、「ブドウ?」って聞かれたけど
ブドウじゃないよ!「ツタ」だよ!!)
早速、業者さんにデザインを起こしてもらい
文字のフォントもいくつかの中から選んだ結果、
来年からの
スクラブのデザインが決定しました!
それが、こちら!!!
何とイラストが忠実に再現されているではありませんか!
やっぱり専門の人ってすごいな~~♪
来年の春からこのデザインのスクラブを着た研修医を見かけたら
是非暖かく見守ってあげてください!!
臨床研修センター N
※臨床研修医の採用情報
https://www.meiwa-hospital.com/recruit/resident/