医療法人明和病院

医療機能評価機構認定病院、臨床研修指定病院、兵庫県がん診療準拠点病院

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明和病院 ブログ

密かな野望と隠れたエピソード

2018年11月22日

私が研修医のブログを始めてから2年が経ちました

可能な限り研修医のありのままをお伝えしたいので
自分の中の掲載規準ギリギリを走ることもあり、
病院上層部の横槍(もとい!検閲)を全く受けずに
お伝えできていることは奇跡のようだと感じています

いつかこのブログがきっかけで明和病院で研修を始めた!
という研修医が現れるという密かな野望を持ち続け
コツコツと書いています

学生さんって病院見学に来る前にホームページとか
見て来られると思うんですよね
なので最近になってようやく
病院見学に来てくれた学生さんから
“ブログ読みました”と言ってくれる方が現れて
少しずつ実りつつあるのかな・・・と嬉しく思っています

そんな中・・・

ぐっと冷えてきたここ最近、
数人の学生さんが続けて病院見学に来てくれました

その中の1人の学生さんが病院見学の終わりに、

学生さん:4年生のときからブログ読んでるんです  と。

  N :!!!

なんと1年前から読んでくれてたんですね

※ ということは、ここ最近ブログ更新の手が緩んで
  サボり気味になってしまっていることもご存知か。
  お恥ずかしい。。。

その学生さんにはしっかり言い訳しておきました

ブログにはね、
読んでて面白い話と
読んだらめっちゃ面白いけど書けない話
があるんだよね、と。

最近書きたい話が全くなかったわけじゃないんです
だけど、決して悪い話じゃないのに、
皆様にご紹介できないお話もあるんです

この学生さんに、書けない話をひとつだけしたら、

学生さん:あーーー!その話、めっちゃ面白いですけど、
     それはさすがに書けないですね~~~(笑)

と、納得していただけました

臨床研修病院を探している医学生の皆さん!
病院見学にお越しの際は、
是非この隠れたエピソードも聞きに来てくださいね


臨床研修事務担当 N

※臨床研修医の採用情報
 http://www.meiwa-hospital.com/recruit/resident/

※明和病院では医学生さんの病院見学を随時受け付けています。
 ご希望の学生さんは、所属大学、学年、氏名、希望の見学候補日、
 特に見学したい内容、などを明記の上、
 t.nakayasu@meiwa-hospital.com (総務勤労課 中安)
 までご連絡ください。

超音波レクチャー

2018年11月20日

先日、1年目の研修医を対象として
超音波セミナーを開催しました

このセミナーは、不定期に開催している
超音波診断装置(エコー)に関する講義と手技です。

超音波診断装置は、文字通り超音波を腹部臓器や心臓、
血管などに当てて映像化する
レントゲンやCT、MRIなどと並ぶ画像診断装置です

普段は主に臨床検査技師が操作しますが、
医師が直接取り扱う機会が多いのも、この機械の特徴です。

講師は、内科で肝臓疾患を専門としているK先生
前回の10月開催に続き、第2回目です。

事前に沢山のスライドを準備していただき、
様々な腹部疾患の超音波における画像と
その判読方法について教えてくださいました

そして、このレクチャーの特徴は、
講義だけで終わらないこと。

超音波検査のことなら百選練磨の技師さんと一緒に
実際に超音波診断装置を操作してみる
“ハンズオンセミナー”なんです。

何事も“百聞は一見にしかず”
そして、“習うより慣れよ” です

実際に人の体に超音波をあてて
腹部臓器を映し出すことによって
その理解と技術は深まります。

患者役と医師役をそれぞれ研修医が
交代で務めます。

すると、彼ら研修医も“人”なんですよね、
どこぞの臓器に“石”が見えたり、
日頃の運動不足から、
ポッテリした●臓が映っちゃったりするんです。。。

研修医A:なぁ、前より石がでかくなったんちゃう!??

研修医B:うわぁ~~!このセミナーで経過観察しなくっちゃ~!

色んな角度から映し出したり、
映すだけでなく、患者さんの呼吸のタイミングを含め
多くのことを学べるいい機会になりました。

超音波検査は非常に奥が深いので、
次回のセミナーにも期待しましょう!

そして、研修医“B”君の石の経過観察も続けていこうーー!


臨床研修事務担当 N

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マッチング結果発表

2018年10月18日

医学生以外にもこのブログを読んでくださる方がいると仮定して、

そもそも、臨床研修医における『マッチング』とは何?
というところから。

臨床研修病院は全国に約1,000病院あり、
来年国試を受ける予定の医学生は、約1万人います

この大勢の医学生さん達は医師国家試験に通ったら、
臨床研修を始めなければなりません

しかし、中にはとっても人気な病院もあれば
なかなか人の集まらない病院もあり、
多くの医学生が人気の病院に殺到すると、
臨床研修が始められない人が出てきてしまいます

そこでこの「マッチング」というシステムを使って
臨床研修が始められずに路頭に迷う人が出ないよう、
うまいこと組み合わせてくれるのが
このシステムです。

具体的には、

来年に臨床研修を始めようとする人は先ず、
病院の採用試験を受けて、
学生側と病院側がお互いに希望順位を登録して
その組合せをコンピューターで弾き出して
来年度の研修病院が決まります。

とまぁ、こんな感じです。
(ふぅ、、、去年より分かり易く説明できただろうか・・・?)

そしてその発表が、
本日10月18日(木)14時にWEBサイトで発表されました!!

結果は、
無事に明和病院の定員枠の5名が決まり、
来年度のチームが、今、正式に発足しました!!

今年は多くの学生さんから、
「何とか明和病院で研修したいです!!」という
嬉しいお声を掛けていただきましたが、
定員は5名と限られているため、
残念ながらその全てのご希望に添えることは
できませんでした。

明和病院を目指してくれた学生さん達とは
長い時間をかけて少しずつコミュニケーションを取り、
お互いを十分理解していただけに、
定められた募集定員さえなければ全員採用したいくらい
とても素晴らしい学生さん達でした。

それだけに明和病院とマッチしなかった学生さんにも
卒業試験や国家試験を頑張って欲しいし、
立派なお医者さんになって欲しいと思っています。

半年後、
明和病院で研修予定の学生さん、
そして、明和病院で研修を希望としてくれたにもかかわらず、
明和病院以外の病院に行くことになった学生さん、
全ての学生さんが、来年揃って暖かい春を迎えられるよう
心から底から願っています。


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救急車同乗研修

2018年10月15日


つい先日までの暑さはどこへやら・・・
10日前に恐らく今年最後の真夏日を記録し、
私は日焼けまでしてしまいましたが
ここ数日ですっかり涼しくなり
今朝はとても爽やかな朝を迎えました

そんな中、明和病院の1年目の研修医が
西宮市消防局の鳴尾消防署に救急車同乗研修でお世話になりました

研修の内容は、1日1人、5日間交代で
消防署から出動する救急車に同乗して、
患者さんが病院に搬送されてくるまでの過程を
体験してくること。

そこで見えてくる救急車要請の実態や、
救急隊員さんたちの日々の苦労、
そして普段はゆっくりお話しすることが少ない
救急隊員さんたちとコミュニケーションを取ること

そこから色んなことを学んで欲しいという思いで
昨年から始まりました。

私も初日の今日は挨拶を兼ねて消防署に行ってきました。

初日はF先生。
寮からスクラブの上に上着を着て自転車で消防署に登場。

最初の業務は、夜勤から引き継いだ救急車両や
装備の点検を行います

※ 昨年はこの段階で救急要請がかかって、
  T先生が嵐のように出動して行った記憶があります

同乗するときに使用するヘルメットやガウンをお借りして

救急隊の隊員さん自ら車両の点検と

車両の中では、必要な物品の点検や
医療機器のチェックを行います

これらが済むと近所を10分くらいかけて
試験走行します

これらを行って初めて出動準備が整います

医師と救急隊、
同じ命を預かる職業であり、
患者さんの命を救う同じ一連の流れの上に乗りながら
意外とお互いを知らないものです

お互いを知ることができれば
お互いの考えや思いや苦労も理解もできるはずです
そんな関係が築けたら素晴らしいですね

1人たった1日の短い研修ですが、
この短い研修を通じて『何か』を
学んでくれることを期待しています。


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2年と6ヶ月

2018年9月27日

今回は、かつて明和病院の研修医だった1人の先生の話です

【平成28年4月】
研修医4人(♂×4)が明和病院にやってきました
“彼”はその中の1人でした
(当時の定員は4人)

4人中3人はすぐに打ち解けて、
研修医室でよくはしゃいでいました

しかし、彼1人だけは寡黙で、
すぐにその輪に入っていけないような・・・
大人しくて不器用そうな男でした(ゴメン!)

【平成28年5月】
不器用そうな彼は、臨床の場でもやはり不器用そうでした(^^;;)

彼に用事があってER(救急外来)に赴くと、
彼は数人の患者さんを相手にてんてこ舞い!!
目が合った瞬間、
『お願いですから、今僕に話しかけないでください!!!』
という目で訴えられたっけ(笑)

そんな不器用な彼から
まるで兄貴のような気持ちで目が離せなくなりました

【平成28年7月】
彼は当時リリースされたポケモンGoにはまり
病院から寮まで帰る道すがらだけでなく、
夜な夜なスマホ片手に寮の近所をウロウロする姿が度々目撃される

【平成28年8月】
病院見学のシーズンがピークとなり、
それまで何度か病院見学に来てくれた医学生と一緒に
たまに食事をしに行く機会がありますが、
彼はよく一緒に付き合ってくれました
(ただ単に晩ご飯を浮かしたかっただけかも知れない)

【平成28年12月~翌1月】
彼は明和病院を離れて、H大学救命センターと
N協立脳神経外科病院に2ヶ月間院外研修に出ました

そして、2月に戻ってきた彼の目つきを見たERのS師長が、

『なんか目つきが変わった・・・
 ひと皮むけたような気がする・・・』と言った

この頃から彼の心に余裕が生まれた・・・
  ・・・ような気がする(だけかもしれない)(笑)

【平成29年4月】
彼は2年目の研修医になりました
そして、新しく5人の研修医が着任しました

1年前の彼と同じく、
初めて医師として臨床の場に投入された1年目の研修医は、
“何が分からないのかすら、分からない”
というカオスの状態に陥りましたが、
彼は後輩の面倒をとてもよく見てくれました。

まるで、1年前の彼自身を教えるかのように。。。。。

【平成29年8月】
彼と同期で2年目のS先生が兵庫県北部にへき地医療研修に行ったため、
2台の車に分乗して、研修先の病院に近い温泉へ
1泊旅行に出掛けました。

この時、彼は、“彼女ができた” ことを皆に告白!!


男ばっかりの珍道中でした(笑)
 このときの様子は、ブログで4回に渡って綴っています
 2017年8月14日付 夏休み(その1)
 2017年8月15日付 夏休み(その2)
 2017年8月16日付 夏休み(その3)
 2017年8月17日付 夏休み(その4)完結編
 を、ご参照ください

【平成29年11月】
彼の同期のY先生がへき地医療に赴いたため、
私は彼を誘ってY先生に会いに行くため
二人で特急列車に乗って旅に出ました。

お酒とおつまみを買い込んで、
片道3時間以上かけてY先生に会いに行き、
日本海の“のどぐろ”や“松葉ガニ”を堪能し、
城崎温泉に寄って帰ってきました

日帰りは正直きつかったが、楽しい思い出になりました
 

【平成30年1月】
平和な街としても名高い西宮であるはずなのに
寮の辺り一帯の駐車場が車上荒らしに遭う。。。

彼が必死にお給料を貯めて買った車も被害に遭い、
彼の父親(元プロゴルファー)が選んでくれたゴルフクラブの入った
ゴルフバックが無くなってしまい、
親思いの彼にとっては、それが一番ショックだったようです

『親父が1本ずつ選んでくれたんです・・・』
そう言って、すっかりしょげてしまった彼に
『その分これからいっぱい親孝行したらいいやん!!』
と言って励ましたら
『そうですね!そうします!!』 と、
明るい笑顔を見せてくれました

この時、近くで働いている彼の彼女は、
お昼休みに自転車を走らせて会いに来てくれたらしい
さぞかし心強かったに違いない

【平成30年3月】
彼は他の3名の同期の研修医と共に、
明和病院の研修を終えました

しかし、彼はK大学の医局に入局し、
最初の半年間の関連病院における研修先として、
明和病院を希望してくれました

これによって、専攻医として
あと半年間だけ明和病院に残ることになりました

そしてなんと、彼は彼を支えてくれていた彼女と
晴れて入籍することになりました!!
おめでとう~~~~♪♪♪

【平成30年4月】
新たに5名の研修医が臨床研修を開始

彼は、誰よりも頼りになる先輩になっていました

【平成30年9月】
1年目の研修医も2年目の研修医も
彼にはとてもお世話になりました

その感謝の気持ちを込めて、
小さな中華料理屋さんで、
ささやかではありますが
心ばかりの送別会を開きました

全員が集まったと思いきや、
まだ空席が2つ・・・・・

乾杯も終わり、コース料理が運ばれてきたとき、

『おうっっ!!元気!!??』

他の病院で小児科医として働く彼の同期が駆けつけてくれました!!

そうこうしているうちに、

『うぃーーーーっす!!!』

これまた北播磨の山奥で泌尿器科医として働く彼の同期が
車を飛ばして駆けつけてくれました!!

思いがけない展開に、
・・・やっぱり嬉しそうでした♪♪♪



そして明日は彼の明和病院の最後の日・・・・。


中松君、
君はめっぽう不器用だったが、
立派な頼りがいのある先生になりました

整形外科の外来で、
患者さんと話をしている先生は、とっても頼もしかったです

これから長い整形外科の医師としての人生、
しっかりと歩んでいってください。

そして、まもなく書き始めて丸2年になるこのブログの
今回100本目となるこの話が
彼の卒業へのはなむけになることを
とても嬉しく思います


臨床研修事務担当 N

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復帰戦!!!

2018年9月10日

NFA(日本社会人アメリカンフットボール連盟)トップリーグの
1部リーグ『Xリーグ(ウエスト)』には、
西宮を拠点としているアメリカンフットボールチーム
『Sidewinders(サイドワインダーズ)』
というチームがあります

研修医のブログに
突然社会人のアメフトチームの話!??

何でかって??

実は、このクラブチームには、
明和病院で研修を終えて、
現在は他の病院で専攻医として働く先生が、
医師として働きながらアメフトを続けているからです!!

その先生とは、F先生
彼は、学生時代からアメフトをしていて、
社会人(研修医)となったときに
サイドワインダーズに加入しました。

このブログを長く読んでいただいている方なら
思い出した人、いるかな~~??


遡ること1年前・・・・・

それはサイドワインダーズが1部リーグへの復活に向けて
チーム一丸となって戦っていた頃、

明和病院の他の研修医と一緒に
F先生が出場する試合に応援に行こう!!!
と研修医室で盛り上がっていた矢先、、、

彼は相手選手にタックルした時に
ACL(前十時靱帯)を切ってしまうという
大きなアクシデントに見舞われてしまいました

このため、彼はそのシーズン、残り試合に出場できず、
1年近くも、試合に出ることはできなくなってしまいました。

その時の様子は、
この研修医ブログの
 2017年12月25日付『Road to X(その壱)プロローグ』
 2017年12月27日付『Road to X(その弐)母さん!事件です!』
 2017年12月28日付『Road to X(その参)医師から患者に転身』
 2017年12月30日付『Road to X(その四)差し入れ』
 2017年12月31日付『Road to X(その五)競技復帰に向けて』
  と、5回に分けて綴っているので、こちらも是非ご覧ください

彼は1年後の試合復帰を果たすために
膝の手術を選択し、その後リハビリに励みました

また、彼の母校のH大学では、
運動部の筋トレルームに、
在学生に混じって筋トレに出没しているとの情報が、
病院実習でやってきた学生から届いていました(笑)
(なのでF先生は母校ではとっても有名人)


さて、今年のうだるような暑さが続いた8月の中旬、

 N :『かっきー(F先生の愛称)!
     今年の試合は、いつぐらいから出られるん?』

すると、1枚の写真データが送られてきました

そこには、今シーズンのサイドワインダーズの
試合の予定が記されていました

そして、

かっきー:『初戦はダメですが、次節(9/8)から出ます!
      また、ポスター置きに行きます!』

と返事が来ました!

こうして待ちに待った(1年間待ちました)かっきーの試合を観に
9月8日(土)、万博記念公園にあるアメフト用のグランド、
「エキスポフラッシュフィールド」に行ってきました!!!

当日はあいにくの空模様、

会場に到着すると、
早速チーム名が記されたTシャツと雨合羽を着て
メガホンを片手に応援です♪

かっきーのポジションはディフェンスライン(通称DL)、

爆発的なスピードとパワーで、オフェンスのQB(クォーターバック)や
RB(ランニングバック)という獲物に猛然と襲いかかります
そんな野性的なプレイスタイルが彼にはピッタリ!!





さて、どれがかっきーでしょうか?
(これで分かった人には何か進呈しましょう!)

試合中にいいプレーが光るとアナウンスが入ります!

『F選手のナイスタックルです!!!』

2時間の試合の末、
残念ながらその日は負けてしまいました

でも、かっきーは、久し振りの公式戦で
思い切りプレーを楽しんでいるように見えました!

研修医の間のかっきーは、
人一倍男気に溢れ
人一倍やんちゃで
人一倍手のかかる男でした(笑)

そんな彼の原点が
アメフトというスポーツや
練習で培ったものであろうと
今日改めて感じました

次に関西で出場する試合は、
王子スタジアムで開かれる10月の試合!

次は是非勝利を掴み取って欲しいです!!!

腕が・・・太ももみたいになっちょる(驚!!)


《余談・・・》
 かっきーはこの日、
 普段の背番号とは違う番号で出場していました。
 その理由とは一体何でしょうか?

 A:チームにけが人が出て、急遽ポジションが変わった
 B:当直明けで、ユニフォームを病院に忘れてきた

 《ヒント》試合後に理由を聞いた時の、かっきーのコメントは、
      「うわー!もうっ!最悪ーー!」

 正解は、機会があったら本人に聞いてみてね♪


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人の縁

2018年9月5日

私が臨床研修の担当になっったのが2016年の4月
かれこれ2年以上が経ちました

その間に、多くの医学生さん達と出会い、
各社が開催するフェアで話をしたり
病院見学に来ていただいたり、
病院実習にお越しになったり。

長い時間をかけてやり取りを続けても
最後に採用試験まで至る学生さんは
ほんのわずか。

医学生さんは臨床研修病院の選択に
非常に頭を悩ませます

なので、
たとえ最終的に明和病院を選んでもらえなくても
全ての医学生さんに素晴らしい医師になってほしいと
私は常に思っています


・・・・・遡ること2年前。
私がまだ臨床研修の担当としての仕事もままならず
いっぱいいっぱいになって仕事をしていたある日、

1人の6年生の医学生(女性)Aさんから
病院見学希望のご連絡をいただきました

話を聞けば外科に興味をお持ちとのこと。
他の医学生さんより少し大人びたその女性は、
社会人経験をお持ちで
他の学生さんよりも知的で頭の回転が速く
聡明な印象を受けたのを今でも覚えています

病院見学当日は、午前中を外科の手術、
午後半日を研修医と一緒にERの見学をしていただきました。 

結果、明和病院に興味を持っていただき、
その後も何度かやり取りをしながら、
病院説明会にもお越しいただき
可能であるならAさんに明和病院で研修していただきたい
誰もがそう思っていました・・・・が。

採用試験前のある日、Aさんより
『明和で研修をしたいという気持ちは山々ですが
 諸事情により明和病院で研修を受けることができません』と。

Aさんの“諸事情”もお伺いしましたが
やはりそれはやむを得ぬ事情であり、
我々も納得の上でその結果を受け入れました。

ただ、この世界は誰が思うよりも狭い世界で
いつかまたお会いできる日が必ず来るであろうと。
その時には是非立派なお医者さんになっていてください

そう言ってAさんを送り出したのを覚えています


・・・・・それから程なく

とある5年生の医学生(女性)Bさんから
病院見学の申し込みがありました
Bさんはそれまで各社が開催するフェアでも
病院実習でもお目にかかったことがなく
その時、初めてお会いしました。

 N 『どうやってこの病院を見つけてきたの??』
Bさん『ホームページを見てきたんです!
    あと、尊敬している大学の先輩に明和病院のことを相談したら
    “明和病院だったら是非一度行っておいで”って』
 N 『・・・??
    有難いお話やけど、因みにその先輩ってどなた??』
Bさん『Aさんです』
 N 『!!!!!』


Aさんは自分は明和病院に進むことはなかったけれど、
かわいい後輩が進む道の選択肢のひとつに
明和病院を勧めてくれました。


・・・・・それから約1年半後

Bさんは明和病院に進む道を選んでくれました
そして、晴れて医師国家試験に合格して
明和病院の臨床研修医になりました

晴れてB“先生”となって研修を始めたある日、

B先生『Aさんと連絡を取ったら、
    久し振りにNさんに会いたいって言ってますけど
    いかがですか?』

こんな日がこんなにも早く来るんですね

春も終わりに近づいていよいよ暑くなり始めたある日、
A先生(もはや2年目の研修医です)、B先生、私の3人で
三宮で会食をし、懐かしい話に花が咲きました

この集まり、
あまりにも盛り上がったので、
いずれまた開催しましょう!
ということになり
つい先日第2回が開催されました

今回はA先生の提案で土曜日のお昼過ぎに集合!
そして昼飲み→かき氷→夕食&飲み と
ひたすら飲んで楽しく話をしたのでした。

人の縁(えにし)とは不思議なものです

誰かと出会い、
誰かとお別れしても
いつかまたそのご縁で新しい出会いがある

そんなことを思わずにはいられない
今日この頃でした。


昼飲み♪♪
冷たく冷えた白のグラスとオーナーさん手作りの
ドライフルーツの入った羊羹に白ワインのジュレを乗せて


場所を変えて、火照った体を一旦冷やすためにはかき氷!
だけど、アルコールは濃度依存型(?)なので
ほろ酔い気分を保つためにグラスビールで調整(笑)

※ 医学生さん!「濃度依存型」と「時間依存型」の違い!
  わかるよね!!


夕食も楽しくいただきました
3人で最後のメインを「牛」「鴨」「魚」と別々に選択して
少しずつシェアすることにしたので、
ソムリエさんに
“それぞれに合うワインを少しずつください!”
という無茶なお願いをしたところ、
なんとワイングラスが
テーブルに10個以上林立したのでありました(驚!!)

素晴らしい出会いと縁に
そして2人の医師としての素晴らしい未来に・・・★


臨床研修事務担当 N

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ドクターズマガジン

2018年8月31日

みなさん、『ドクターズマガジン』という雑誌を
ご存知ですか?

一般には馴染みのない雑誌ですが、
医師の世界では開業医から勤務医、
キャリアの長い先生から研修医に至るまで
幅広く知られているメディカルプリンシプル社が発行の
医師向け月刊誌です

さて、この雑誌には毎号2施設ずつ
臨床研修病院が紹介されているのですが、
この度なんと、今年の12月号に明和病院が
掲載されることになったんです!!!

日本全国津々浦々、
臨床研修病院は全国に一体いくつあると思います??

なんと1,035病院(厚生労働省HPより)もあり、
仮にこれらの病院全てが順番に掲載されるとしたら、
518ヶ月!なんと40年以上かかっちゃうんです!!

そんな雑誌に、明和病院が載ってしまうという
奇跡のようなことが起きました!!

早速1年目の研修医に、
『ドクターズマガジンに研修医からのメッセージって
 いうコーナーがあるんやけど、原稿書きたい人、いる??』
と聞いてみたところ、

『書きたいです!!』
と数名から手が挙がり、原稿をお願いしました

また、原稿と一緒に病院の外観や原稿を書いた人の顔写真や
研修医の集合写真なんかも掲載されますが、、
そういえば今年度まだ1年目と2年目の研修医の
全員集まった写真って撮ってないよなぁ。。。と。

せっかくなので、
研修医全員のスケジュールを確認して
外の病院で研修をしている研修医も招集し
院内で集合写真を撮りました

【明和ホール前】

【役員会議室】

【ER待合室】

【正面玄関前ロータリー】

どの写真が採用されるかは、
発行されてからのお楽しみ♪

それと、、、

せっかっくならば研修医達の
オフショットの写真なんかもあったら
もっと身近に感じてもらえるかな・・・・

・・・てな訳で・・・

8月某日

1年目の研修医5名と京都遠征ロケを敢行しました!!
(病院、兵庫県西宮やねんけど・・・)

今年の夏は暑さが厳しく、
そんな猛暑を乗り切るための暑気払いを兼ねて
皆で食事をしている写真を撮ることにしました!

※ 皆様、予めお断りしておきますが、
  これはあくまで『ドクターズマガジン』の
  集合写真を撮るためのロケであります!

暑気払いといえば、
やっぱり鰻でしょう!!
ということで、
京都市内某所の鰻屋さんにやってきました

小さな町家の1階では職人さんが手際よく鰻を焼いていて
辺り一面に鰻の香りが充満しています
そんな焼き場を横に見ながら2階の小さな部屋で
鰻の “肝焼き” “うざく” “う巻き” をアテに
チビチビお酒を飲みながら焼き上がりを待っていると

蓋のついた『桶』が運ばれてきました

ふたを開けるとそこにはなんと!!

   鰻!!!!

※ 改めて皆様にお断りしておきます。
  これはあくまで『ドクターズマガジン』の
  集合写真を撮るためのロケであります!

このブログ、
あまり読まれてないから書きたい放題書いていたら
医学生さんのみならず、
意外と院内の職員や研修医の親御さん、
はたまた患者さんまで読んでいたと聞いたことがあり、
あまりムチャなこと書けんなぁ・・・(汗)
と最近思っているのでありますが、、、、

なのでもう一度だけ言います!
これはロケですよーーーー!!

残っている鰻の大きさが違うため
ガチじゃんけんで勝負!!!

と、予定通りロケ撮影を行ない、
 “ついでに” お腹も満足した我々は、
また遠路はるばる西宮まで帰って行ったのでした

仕事や当直で日々疲れている彼等に
明日からの活力を与えてあげることが
できたでしょうか。

まだまだ暑い日が続くけど、
皆でがんばって乗り切っていきましょう!

そして『ドクターズマガジン』の
原稿を書いてくれる先生方、
頑張って締切までに原稿書いてくださいね!

雑誌が発行されたら、
またここで紹介させていただきます
 

臨床研修事務担当 N

※臨床研修医の採用情報
 http://www.meiwa-hospital.com/recruit/resident/

※明和病院では医学生さんの病院見学を随時受け付けています。
 ご希望の学生さんは、所属大学、学年、氏名、希望の見学候補日、
 特に見学したい内容、などを明記の上、
 t.nakayasu@meiwa-hospital.com (総務勤労課 中安)
 までご連絡ください。

CPC in English

2018年8月28日

明和病院の研修医は、
CPC(臨床病理検討会)のプレゼンを
英語で行っています

※ 今までは2年目の研修医は英語で、
  1年目の研修医は日本語でプレゼンしていたのですが
  院長が“鉄は熱いうちに打たなあかんねん!
  1年目も英語でさせな!” と、おっしゃって
  今年度から1年目も英語でプレゼンすることになりました

病理診断科のK先生や外科や内科の
上級医の先生の指導も得て、
スライドや読み原稿を作成して
作成、英訳の過程を経て
無事に完成しました!

今回は1年目と2年目の研修医、各1名が発表しました。

【直腸癌によるDICにて永眠された1例 2年目K先生】


【胃癌術後14日で重症肺炎にて永眠された1例 1年目T先生】


院長以下、沢山の上級医の先生を前にしての英語でのプレゼンは
さぞかし嫌な汗が吹き出たことでしょう。

発表が終わればフロアから英語で質問が飛びます。
でもそこは研修医が質問の趣旨を理解できているかどうかを
探りながら丁寧に質問してくださいました。

K先生、T先生、
発表お疲れ様でした!
(今晩は枕を高くして眠れるはず)

臨床研修事務担当 N

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今年の研修医採用試験が終了しました

2018年8月24日

明和病院では、
9月のマッチング(研修医のドラフトシステムのようなもの)の
順位登録を前に、7月と8月の2回、
臨床研修医の採用試験を行っています。

採用試験を2回も行う理由は、
医学生さんも夏休みと言えど、
大学によっては勉強合宿があったり、
ギリギリまで部活動や大会に出場していたり、

などなど・・・

様々な理由で1回の採用試験では
受験できない人が出てきてしまうため
より広く門を開くために2回実施しています

今年も定員5名の枠に計10名以上の学生さんが
明和病院を目指して受験してくれました。

東は東海地方や北陸地方、
西は四国に至るまで
特に2回目の試験(8/24)は、
台風20号が四国と近畿、中国地方を直撃し、
前日から兵庫県入りするなど、頑張ってお越しいただいた学生さんも
おられました

遠いところからわざわざお越しいただき
本当にありがたいです

そして9月に入ると、学生さん側と病院側が
それぞれお互いの希望順位登録(マッチング順位登録)
を行って、

10月18日に最終的な結果(マッチング=採用)
が確定します。

ただ、医学生さんにとっては、
まだ来年から臨床研修を行う病院が
決まったに過ぎません

これから、秋から冬にかけて
各大学で行われる卒業試験をクリアし、
医師国家試験を受ける資格を得なければならないし、
卒業試験を乗り越えても
最終の壁となる医師国家試験が待っています

病院にとってもこの半年は
ハラハラドキドキ・・・

お願いだから卒業試験に通ってね!
お願いだから国家試験に通ってね!!

と、ただひたすら祈るばかりです。

明和病院で是非研修をしたいという意欲があり、
2年間の臨床研修期間に、
辛いことがあってもお互いを思いやり助け合い、
楽しいことがあったら共に喜び合う学生さんを集めて
5人のチームを作る!

それが明和のチーム作り(採用活動)なので、
そんなチームに興味がある医学生さん!
是非一度、我々のチームを見に来てくださいね

さて、今年はどんな新しいチームが発足するのか、
私も研修医たちもとても楽しみにしています!!


臨床研修事務担当 N

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