迅速に検査、診断し、治療につなげます。
頭頸部領域(耳、鼻、のど、声、頸部)全体の診療を行っています。痛い、腫れがある、きこえにくい、めまいがする、花粉症がある、鼻が詰まる、いびきがひどい、夜間に無呼吸が出るなどの症状をみています。
耳鼻咽喉科の特長
きこえに問題がある方は0歳から高齢者まで検査が可能です。年齢、状態に応じた検査を行って診断がついた後、治療方法を選択します(飲み薬、点滴、漢方療法、手術、補聴器など)。
首やのど、鼻、口のがんに対して、専門医が迅速に対応し、
根治を目指した集学的治療(手術、放射線、化学療法など)を行います。
平成28年4月 小児きこえ・ことばセンター開設しました!
令和 4年2月 頭頸部担当の医師が着任しました! NEW
耳鼻咽喉科の診断・治療
常勤医師3名で、診療と耳鼻咽喉科手術全般を行っています。
診療所から紹介されて当院で精査・治療・手術を受けられた患者様が、その次はお近くの診療所に戻られるようにすることが私たちの役割と考えています。
頭頸部腫瘍外来
令和4年2月から頭頸部の専門外来を開始しました。
のど、首、鼻、口のがん(咽頭がん、喉頭がん、甲状腺がん、副鼻腔がん、舌がん、唾液腺がんなど)に対してCTやMRI、PET検査を行い、正確な診断、適切な治療を行います。他科や多職種との連携のもと、患者様をチームで支えます。また、ライフスタイルや希望に応じたオーダーメイド治療を心がけます。
悪性腫瘍だけでなく、耳下腺、顎下腺、甲状腺などの良性腫瘍や炎症など、のど、首、鼻、口のことで気になることがありましたら、何でもお気軽にご相談ください。
幼児難聴外来
平成15年から幼児難聴外来を行っています。平成27年には新患数120人に達しました。新生児スクリーニングで難聴を疑われた症例、3歳児健診で難聴を指摘された症例も来院されています。
当院では新生児から乳幼児の聴覚検査(ABR、ASSR、DP-OAE、COR)が可能です。
中内耳CTまたはMRIを行い、中内耳の奇形、炎症を含め正確な状態を把握します。
難聴が確定し、言語発達に必要と判断すれば、補聴器装用開始、言語指導、場合により聾学校への紹介も行います。
また聴覚改善手術の適応であれば、当院で行います。
耳鼻咽喉科が対象とする疾患
- 耳疾患
真珠腫性中耳炎、慢性中耳炎、滲出性中耳炎、耳硬化症、外リンパ瘻、メニエール病、突発性難聴 - 頭頸部腫瘍
上咽頭がん、中咽頭がん、喉頭がん、甲状腺がん、副鼻腔がん、舌がん、唾液腺がん、良性腫瘍など - 小児耳鼻咽喉科疾患
感音難聴、伝音難聴、反復性中耳炎、言語発達遅延、滲出性中耳炎、扁桃肥大など - 鼻疾患
副鼻腔炎、鼻中隔彎曲症、肥厚性鼻炎、アレルギー性鼻炎 - 睡眠時無呼吸症候群
- 習慣性扁桃炎、咽頭炎、頸部膿瘍
- その他:顔面神経麻痺、声帯ポリープ、気管孔管理 など
耳鼻咽喉科での検査
難聴
聴力検査、語音検査、OAE、ABR、ASSR、補聴器検査
幼児難聴
新生児から乳幼児の聴力検査を反応に応じて選択します(ABR、ASSR、DP-OAE、COR)
頭頸部
ファイバースコープ(NBIによる早期がん診断あり)、CT、MRI、PET、超音波検査など。
睡眠時無呼吸症候群
外来で行う簡易検査と1泊2日入院で行う精密検査(PSG)があります。
めまい
赤外線眼振検査、重心動揺検査、頸動脈エコー、カロリック検査
鼻
CT、MRI、鼻内視鏡検査、アレルギー検査など
睡眠時無呼吸症候群の検査
睡眠時無呼吸症候群の症例に対し、外来での簡易検査と1泊2日の精密検査(PSG検査)を行っています。
4時入院、翌朝8時退院です。検査をご希望の場合は、一度耳鼻咽喉科一般外来で予約してください。
治療が必要な場合は無呼吸の程度によりC-PAP、マウスピース使用などを選択しています。
受診時のお願い(予約制について)
新型コロナウイルス感染対策のため、原則、外来は完全予約制とさせていただいています。
初診の患者様はかかりつけ医より地域医療室を通じてご予約の上、ご来院ください。
当院の受診歴をお持ちの患者様は電話による予約を受け付けております。
また、紹介元で受けた検査の結果と薬の内容がわかるもの(おくすり手帳など)を受診時にお持ちください。
医師
耳鼻咽喉科部長
小児きこえ・ことばセンター長
奥中 美恵子
難聴の相談は、赤ちゃんから高齢の方までお待ちしています。
専門分野 | 中耳手術、幼児難聴、補聴器 |
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資格認定・専門医 | 医学博士 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会 専門医・指導医 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会 補聴器相談医 |
耳鼻咽喉科頭頸部腫瘍担当部長
宇和 伸浩
これまでに患者さんから多くのことを学ばせて頂きました。
頭頸部外科医として患者さんに寄り添える診療を心がけます。
よろしくお願いいたします。
専門分野 | 頭頸部腫瘍、耳鼻咽喉科一般 |
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資格認定・専門医 | 医学博士 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会 専門医・指導医 日本頭頸部外科学会 頭頸部がん専門医・指導医 日本がん治療認定医機構 がん治療認定医 緩和ケア研修会 修了 嚥下機能評価研修会 修了 |
診療実績
手術件数
手術内容 | 平成27年 | 平成28年 | 平成29年 | 平成30年 | 令和元年 | 令和2年 |
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扁桃腺摘出術 | 62 | 73 | 71 | 80 | 90 | 51 |
アデノイド切除術 | 34 | 43 | 34 | 98 | 41 | 19 |
鼓膜チューブ留置術 | 54 | 53 | 52 | 49 | 53 | 27 |
鼻内視鏡手術 | 16 | 16 | 19 | 28 | 30 | 29 |
鼓室形成術 | 8 | 11 | 9 | 18 | 11 | 8 |
鼓膜形成術 | 4 | 6 | 6 | 3 | 9 | 4 |
耳下腺摘出術 | 7 | 6 | 12 | 10 | 4 | 6 |
顎下腺摘出術 | 2 | 0 | 1 | 1 | 5 | 1 |
頸部腫瘍摘出術 | 3 | 1 | 4 | 4 | 3 | 7 |
喉頭微細手術 | 5 | 4 | 2 | 3 | 3 | 7 |
その他 | 7 | 10 | 31 | 63 | 74 | 24 |
202 | 223 | 241 | 357 | 323 | 183 |
専門外来
平成27年 | 平成28年 | 平成29年 | 平成30年 | 令和元年 | 令和2年 | |
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幼児難聴新患数 | 123 | 130 | 149 | 152 | 164 | 116 |
ABR,ASSR検査 | 67 | 97 | 84 | 106 | 104 | 117 |
睡眠時無呼吸治療開始 | 17 | 28 | 38 | 28 | 34 | 28 |
PSG検査 | 40 | 41 | 52 | 51 | 58 | 55 |
C-PAP継続者 | 109 | 128 | 157 | 159 | 193 | 212 |
内視鏡下嚥下機能検査 | 74 | 69 | 72 | 61 | 57 | 36 |
休診・代診
1月18日 | 休診 午前 C-PAP |
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1月20日 | 休診 午後 宇和 |
1月22日 | 休診 午前 任(輪番) |
1月23日 | 休診 午前 宇和 |
1月24日 | 休診 午前 宇和 |
1月25日 | 休診 午前 C-PAP |
2月4日 | 休診 午後 奥中(幼児難聴) |
2月10日 | 休診取消し 午後 宇和 |
2月13日 | 休診 午前 三浦(輪番) |
2月15日 | 休診 午前 任(C-PAP) |