医療法人明和病院

医療機能評価機構認定病院、臨床研修指定病院、兵庫県がん診療準拠点病院

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循環器内科

地域の要としての総合的循環器内科です。

虚血性心疾患(狭心症、急性心筋梗塞)や心不全(むくみ、息切れ)、不整脈(動悸)、動脈―静脈疾患を対象にしています。
地域の循環器急性期診療の中核病院として 24時間切れ目のない対応を心掛けています。

循環器内科の特長

当科では、循環器疾患の急性期診療を得意とし、明和病院ER(救急センター)と連携し、あらゆる疾患に対応できる総合的循環器内科です。日中はもちろん夜間においても心臓カテーテル検査・治療を行える体制を整えています。
また、その治療内容は各学会(日本循環器学会、日本心血管インターベンション治療学会、日本超音波学会)からの施設認定を受けています。

地域連携の重視

当院では近隣の循環器領域を専門とする開業医の先生方との連携を重視しています。

循環器内科の診断・治療

現在の医学においては使用する医療機器により診断・治療に差が生まれてきます。
当科ではその領域の最高級レベルの医療機器であるphillips社「256スライスCT心エコー」、GE社製「ViVID90」などを使用し医学レベルの向上を図っています。
大きな病院にありがちな縦割りの弊害をなくし、他診療科、検査科などの連携をよくし、最低限の外来受診で完結するように心がけています。高齢化に伴い併存する他疾患や認知症により、他病院では治療困難といわれる方も増えています。当科では杓子定規にならず、患者様側の視点で柔軟な対応を心掛けています。

循環器内科が対象とする疾患

急性心筋梗塞

急に冠動脈が閉塞し胸痛などが生じます。6時間以内に解除することが重要です。

狭心症

冠動脈の狭窄により生じます。負荷心電図、CT検査で診断します。

心不全

呼吸困難や下肢浮腫などを生じます。心エコーなどにより原因を検索します。

下肢閉塞性動脈硬化症

下肢の動脈の狭窄により、数分歩行すると足の痛みがでる疾患です。

不整脈

動悸や失神などの原因となります。外来時の心電図で不明な場合は24時間心電図を行います。

循環器内科での検査

  • エコー検査
    ゼリーをつけて心臓の動きや働き血管の狭窄などを検査します。
  • 造影CT(冠動脈、大動脈、下肢動脈、静脈)
  • 心臓カテーテル検査
    主に手首の動脈からアプローチします。2泊3日の入院となります。
  • 負荷心電図検査
    3分間ほど階段を登ったり、ベルトコンベアーを走ったりして心電図の変化を見ます。
  • ホルター心電図
    24時間心電図記録を行い、不整脈の有無、種類を判定します。

心臓カテーテル検査

 

手首の動脈からカテーテルを挿入する方法を取り入れています。術後の安静もほとんど必要なく従来の足の付け根からの方法に比べると患者さんにやさしい検査・治療法です。当院では2泊3日を基本としています。

冠動脈CT

 

当院ではphillips社製の最高級機種をもちいて造影検査を行っています。基本は予約検査ですが狭心症の症状が不安定な場合は即日施行します。CTの読影は実際に心臓の血管を治療する医師が行っています。

受診時のアドバイス

急に胸が苦しくなった、胸痛がでてきた、足が急に腫れてきたなどの症状がでてきましたら自宅で我慢せずに受診してください。高血圧、コレステロールなどの検診の異常はまず地域かかりつけの先生にご相談ください。

診療実績

冠動脈形成術(PCI治療) 124例
下肢動脈血管内治療 64例
ペースメーカー植え込み術 22例

医師

循環器内科部長
臨床検査科部長

中尾 伸二

地域の医療機関の方からも信頼される循環器内科を目標に日々診療にはげんでいます。

専門分野 循環器
資格認定・専門医 医学博士
日本内科学会 認定内科医・総合内科専門医
日本循環器学会 専門医
日本超音波医学会 指導医・専門医

循環器内科医員
明和ER(内科系担当)

櫻井 登志彦

専門分野 循環器

診療実績

診療内容別推移

  平成28年度 平成29年度 平成30年度 平成31年度 令和2年度
冠動脈形成術 113 64 132 74 86
下肢血管内治療 43 29 52 54 44
ペースメーカー 12 28 11 10 11

休診・代診

2月24日 休診 終日 新宅   

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